不便な食生活で美肌を手に入れる

キレイでありたい。若々しくありたい。とみんなが思っています。
ではどのようにすればキレイで若々しくあり続けることができるのでしょうか。

背が高いとか面長であるとか生まれもっての体質は変えられないという方もいらっしゃいます。
しかし、体質は、遺伝と環境によって作られるものです。
もちろん両親からの遺伝的要因は変更しようがないかもしれません。
でも、環境の改善は可能です。

人間の体は、約60兆個の細胞からできています。
この細胞の質を変えることで体質は変わります。
お肌を作っているのも髪の毛を作っているのも、この細胞なのです。
細胞をキレイにするとキレイの積み重ねの貴女がキレイになるのです。

では、細胞をキレイにするにはどうすれはいいのでしょうか？
細胞は血液から運ばれた栄養で栄養を取り込みます。よい血液が大切になります。

このよい血液にするにはどうしたらいいでしょうか？
そのためには貴女が食べた栄養の質がよいかどうかが問題となります。
口から入ったもの以外では構成されません。
貴女がどんなものを食べたか、どんな空気をすったかが問題となるのです。
食事の質が問われるのです。

今日、貴女の昼食は、どうでしたか？

「コンビニでサラダとおにぎり？菓子パン？」「お菓子ですか？」「カップ麺？」それとも「ダイエットのためにお昼抜きですか？」

例えば、お肌のターンオーバーは20代で24～28日といわれます。
ということは、約1ヶ月前食べたものが貴女のお顔の皮膚として現れてきているわけです。
今日動いているのは2,3日前に食べたものをエネルギーとして動いています。
筋肉では3～6ヶ月前、骨は1～3年前食べたものでできています。

コンビニで売られているパンやお弁当お菓子、カップ麺、ジュースの表示をしっかりと見たことはありますか？

かなりの添加物が入っています。お砂糖やマーガリン(トランス型脂肪酸)も入っています。
お砂糖を消化するには大量のビタミン・ミネラルが必要となります。
たった角砂糖一個（コーヒーなどに入れるスティックシュガー7本分）で・・・
1400mgくらいのカルシウム（わかりやすく牛乳瓶1本180mlであらわすと7本分です）が奪われてしまうそうです。
そしてみなさんが良く飲むまれる缶コーヒーや紅茶などの清涼飲料水の多くには、50gくらいの砂糖が入っています。
これを角砂糖にすると約8個分です。
消化に必要カルシウムの量は・・・1400mg × 8個で11200mg。すごい量です。

そして砂糖はカルシウムなどのミネラルだけでなく、ビタミンBなども奪います。
ビタミンB（特にB1）が奪われると、脳の働きに支障をきたします。
ビタミンB群は、糖を分解する過程で使われるビタミンで、脳の働きには欠かすことが出来ない、脳の働きにとても重要な役目を持っています。
精神的に不安定になるなど、イライラの原因がビタミンBの不足からくるという見方も出来ます。

肌荒れになると、ビタミン剤を飲む方がいらっしゃいます。

もちろん、ビタミンはお肌との関連もあります。
シワやクスミなど老化とは体が酸化することです。
ビタミンを摂取することはお肌の老化防止に重要なことですが、せっかくとったビタミンも食べるものを変えないと無駄に消費されるだけです。
食べ物を変えるとビタミン剤をのむ必要がなくなるかもしれません。

少々不便かもしれませんが、コンビニで扱っている商品を口にしない期間を1週間続けるだけで体調が変わる方もいらっしゃいます。
1ヶ月続ければなおさらいいです。

所ジョージさんが言われていましたが、コンビニはエマージェンシーの時のみに行くところと考えて、多少不便かもしれませんが、生活してみませんか？

食生活を見直すだけで、体の中、細胞から変わってきますよ。


※コンビニで買い物をしないということではありません。薬局やスーパーでもコンビニと同じ商品を売っています。
そいうものを買わない食べないということです。
わかりやすい例では、清涼飲料水でレモン1000個分のビタミンCが入ったというドリンクやサプリが売られています。値段は100円ちょっとです。ということは仕入れ値はもっと安いはずです。
もし仮に本物のレモンからビタミンCを抽出するとなると、レモンを1000個用意しなければならず、コスト的に無理です。
しかし、化学合成なら可能です。
そういう意味で、できるだけケミカルなものを体に入れないことという意味です。

また、有機栽培の野菜を食べようとかそういうことでもありません。

ちょっと手はかかるかもしれませんが、体の中から変えることをわかっていただければと思います。

有機栽培の問題点は、また後日