真面目な感想。

一昨日届いた、

『新オオカミ王ロボ』

のDVDを今日観た。


城川もねちゃんをはじめ、出演者の方全員の素晴らしい演技と、

心を打つ物語、

そして、そのシーン、そのシーンで歌われる、

全身を震わせてくれるような歌詞の歌。


クライマックスでは、涙が止まらなかった。



そして、こう思った。


この素晴らしい作品を、もし、

小学生、いや、中学生の頃にでも観ていたとしたら、


俺、この世界を目指していたかもしれないな、って。


人の心を揺さぶる、

人に感動を与える仕事、

素敵だな。



でも、残念ながら、

ろくでもない学生だった、あの頃の俺、

ミュージカルとかとは、無縁の生活だった。


人間やめたら？ぐらいの、

グチャグチャな生活。


自分から好きこのんで、

汚れた環境に足を踏み入れて、


それをカッコいい、なんて勘違いしていた

大バ〇な俺。


一応、何かを探してはいたんだろうけど…………。



蓮の花は、

どんなに汚れた水の中でも、

キレイな花を咲かせる、

って聞いたことがある。


蓮の花には、なれなかった。



何に対しても反抗的だった、あの頃の俺が、


この素晴らしい作品を観たとしても、

今と同じ感動は無かったかもしれない。


やっと、まともな考えができるようになったのは、

いつぐらいからだろう。



頭の中に、

歌の歌詞が響いて、問いかける。


この歌詞達のように生きれたら、

いや、生きれたらじゃなく、生きたいな。




そして俺も、

生きてるうちに一度ぐらいは、


人の心を揺さぶるような何かを、

できたらいいな。



この、

『新オオカミ王ロボ』

を観て、そんなことを思った。