かつて、1964年東京夏期五輪で女子バレーボール日本代表で決勝戦に強豪ソ連を破り金メダルを獲得した東洋の魔女のメンバーの中心だった加西昌枝さんが、3日都内の病院で脳出血のため亡くなりました。
享年80歳でした。
加西さんは、山梨県出身。巨摩高校卒業後、日紡に入社。日紡貝塚の中心メンバーで女子バレーボール日本代表としてセッターとして活躍し、1964年東京夏期五輪では強豪ソ連を破り東洋の魔女のメンバーの主将として金メダルを獲得し、翌65年に日紡を退職、当時の首相である佐藤首相の計らいで自衛官と結婚し、二男一女をもうけた。
その後は、ママさんバレーボールを普及により貢献し、日本バレーボール協会女子強化委員長を歴任し、98年の長野冬季五輪では聖火ランナーを務めた。
2020年東京夏期五輪を決めた後に、せめて出来れば一度聖火ランナーをしたい希望があったようで、誠に残念ですが、ご冥福をお祈り申し上げます。
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