私達はのんびりバスの待つ駐車場へ向かった。
中学生の修学旅行を思い出しながら歩いていくと、ぷっくりプチッとした物が目に入った。
ウン?ンンン?
可愛いじゃないか。
みみずく?
いや、みみずく…様だ。
その二等身に無理やりな赤いよだれ掛けが、愛嬌を一段と引き立たせている。
何せ行きは、りかさんの後ろ頭しか凝視していなかったものだから、目にはいらなかったようだ
なんでも、頭をなでて耳元で願い事を言うと叶うらしい。
それはやっぱり、やるしかないでしょ
早速、みみずく様の頭をナデナデ耳にゴニョゴニヨ。
フフ…やったぜ。
何をねがったか?
ひみつだぜぃ
だが心配だ。
周りを気にするあまり、ゴニョゴニョが小さ過ぎた気がする。
はたして、みみずく様に願いが届いたのか…
少しお上品過ぎたか。
まぁ、信じよう
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