「想像してみてください。優秀なリリーフピッチャーのいないチームが、優勝できたためしがないことを・・・・・・。」
剛力彩芽ちゃまが、2年前に主演した「ビブリア古書堂の事件手帖」(フジテレビ)の主人公栞子(しおりこ)さんみたいなセリフから始めてしまいましたが、今や日米問わず優秀な
抑えの切り札だけじゃなく、それに次ぐセットアッパーもいないといけない時代になってきています。
今回は、プロ野球のオールスターゲーム直前というわけで、知っておくと損のない野球ネタにお付き合いください(^-^)ゝ゛
先発投手には最多勝、クローザーにはセーブ王とタイトルが贈られますが、中継ぎ投手には?実は2005年から、最優秀中継ぎ投手賞というのがセ・パ両リーグで与えられるように
なったのです。
リリーフで拾った勝ち星とホールドポイントを足した合計でランクをしていくというもの。
文章だけじゃわからんと叱られそうなので、
サンプルをもとに説明していきますね。
7月7日の千葉ロッテ対北海道日本ハムの試合から見ていくと、ファイターズの上沢投手が
先発して勝ち投手。そして4番手の増井投手にセーブとここまでは分かっていただけるはず。では、2番手の谷元投手と3番手のクロッタ投手の左についているHのマークは何でしょう?
スコアの欄を見ると分かるように、7回途中から8回にかけてファイターズが2点リードして
継投策に入ったということで、ホールドの条件を満たしていることになるのです。
簡単に言うと、先発投手と勝ちまたは負け投手じゃない投手に権利が生まれるというわけで、さらに最後の守りのイニングの投手でないこと。アウトを一個以上取ること、交代した後、自身に記録された失点によってチームが同点にされたり逆転されていない時の、
いずれかを満たすとホールドが記録されるということです。
このシステムも、アメリカが発祥で1986年考案され、日本には1996年に日本のパ・リーグが始めて採用され定着したもの。しかし、
テレビ中継でホールドを紹介しているのは
地上波では日テレとテレビ朝日系の一部。
そして大部分のCS放送とまちまちで、一般紙のスポーツ面でも載せていない新聞もあるぐらいで、今回は日刊スポーツのものをサンプルにしてみたが、どちらにせよリリーフ投手は大変な仕事だということが、分かってもらえれば幸いです。(なぜか、千葉ロッテの負け試合がサンプルに…)
それにしても、新ドラマ「エイジハラスメント」(テレビ朝日)の初回。15分拡大版だったのでこの手のヤツに慣れてないためか疲れちゃいました・・・・・・(×_×)
ぐっにゃ~ん(^^)/
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