ますの。

帰宅するとアマゾンで注文していた本が届いていた。

私は、この通販で買った本が届いているとどれだけ仕事で疲れていても、たちまち元気になれるのです。

届いた本は枡野浩一著　短歌集　「ますの。」

口語で書く短歌が特徴で、ぼくは俵マチ（変換するのがめんどくさい）の短歌より好きです。

俵の短歌よりも孤独のイメージが強いから。

一部抜粋

あの夏の数かぎりない君になら殺されたっていいと思った

好きだった雨、雨だったあの頃の日々、あの頃の日々だった君

人間は忘れることもできるから　気も狂わずに、ほら生きている

手荷物の重みを命綱にして通過電車を見送っている



短歌の内容もとても気に入ったけれど、
シンプルで繊細な本のデザインも気に入りました。

この人がデザインしてました。
http://cozfish.jugem.jp/?pid=1