世の中ではクリスマスさえ終わっていないのにとも思うが、やはりここは神田、江戸の趣を残す土地。クリスマスなんていうのは、「欧米化(おうべいか!)」なんて言うのかもしれませんね。(古!笑)
ところで、神田界隈の門松は一本竹に、松飾りという潔いものが目に付きます。
また、上部のところに、いわゆる竹の先を斜めに切る「そぎ」がなく、上部が水平のいわゆる「寸胴」。そして代わりに、2番目の節上に「そぎ」を逆さまにした切り込があります。
「そぎ」自体は、徳川家康の時代に江戸に広まったという説があるようですが、この神田の一本竹、切り込がある形状についてはなぜだか調べて見ましたが、理由についての記載は見つけられませんでした。
<写真>1~1枚目一本竹の門松、3枚目よく見る3本竹。いずれも上部は寸胴。
でも、ようやく、今年も終わりですねと言っても早すぎない時期がやって参りました。
自分も今週いっぱい出て、週末から会社を休みます。休みに入ってから、今年最後にやり残したことを整理していきたいと思います。
下記は東京江戸博物館のQ&Aで見つけた門松の記載ですが、やはりあまり確かなことは判りませんでした。機会があって、覚えていれば調べて見たいと思いますが、恐らくきれいに忘れてしまいすでしょう(笑)
<抜粋>
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/floor/library/reference...
Q:正しい東京の門松の形態がしりたい。竹の切り口は斜めか、水平か。(2003年1月)
A:江戸に遡って『守貞漫稿』をみると、武家の屋敷や大店の飾りには竹の添え木はないものが多く、上部を斜め切りにした竹を添え木とした松飾りは、医師などに多い飾り方としています。・・・
現在の東京都市部では斜め切り口の竹に松という形が一般的なようです・・・
これは、「長篠の戦いの故事」からという説があり、「東 京はもちろん、御三家、親藩、譜代大名の地ではおおむね竹の頭は斜めに切ってある」という事です。・・・
大まかにはこれが「一般的」な東京の門松という言い方はできますが、「正しい形」という判断は難しいでしょう。門松といってもその形態は様々で あり、家ごとに違っていても不自然ではありません。浮世絵などに描かれている江戸時代の門松をご参照ください・・・
fireさん、こんにちは。
普通みないですよ。
神田はあまりに早く飾るんで、見ちゃっただけですから。
でも、神田の一本竹が由来が判りません。