星空を見上げたくなったら。

ここのところ朝晩の気温が急に下がって、今年の秋はもう終わりなんでしょうか。
寒くなると、夜空の星がきれいに見えるようになりますね。
子供の頃から、星や星座に詳しくなりたいと思いつつ、自分が夜空を見上げて見つけることができる星座といえば、「北斗七星」や、季節によって輝きを増す「金星」くらいなものです。
彼女ができたら夜空を一緒に見上げて、「あれが何星だよ。」と熱い自分がいたらいいなと思う時もありましたが、恥ずかしいことに自分の知識は小学校から増えてません。

自分の見た思い出の星空NO.1は、沖縄の黒島へダイビングで訪ねた時、夕食が済んでから、やどかりがはう海岸を散歩した時ですね。
満天の星空に加え、天の川がしっかり帯として見れたことに感激しました。

そして、思い出の星空NO.2は、2,3年前に長野県の約3千メートルの槍ヶ岳の山小屋に宿泊し、午前4時に目をさまして、山小屋の外に出て空を見上げた時、満天の星が広がっていました。
星が多すぎて、どれがどの星かわかりません。

  
そして、今回過去に3回ほどトレッキングを楽しんだことがある「ヘブンスそのはら」で、星空を楽しめるツアーが企画されてるのを知りました。
ホームページを見ると、たっくさんの写真や動画で、その美しさが解説されています。
10月に入いり、上旬の週末は続けて台風がきた関係で、アウトドアはつぶれてしまいましたが、今週の天気は大丈夫のようです。
独身は身が軽いのが強みなので、さっそく冬用のダウンジャケットとフリースを車に積み込み、愛用のデジカメと三脚をもって、自宅を午後5時20分に出発して、車で目指すは「ヘブンスそのはら」。
日が沈むのもずいぶん早くなりましたね。
恵那峡SAで夕食を取り、ロープウェイ山麓駅に着いたのが、午後7時30分前後です。
駐車場には、すでに40台ほどの車が止まっていました。
ロープウェイの往復チケットを2200円で購入。
  
乗り場に行くと20人ほどの列がすでにできていて、順番に乗り込んでます。
昼間と違い真っ暗の空間を15分で山頂駅に 到着です。
午後8時半に場内の照明が消えるまで、山頂のロッジの中で時間を過ごす人や、2階の写真展を見たり、屋内のトイレを利用したりして時間をすごします。


入り口には臨時のお店が設営されていて、300円の豚汁や、アメリカンドッグが販売されているようですが、早くも残り少ないというアナウンスです。

 
建物の横の広場にそれぞれレジャーマットを引いて、寝転んで見上げる形です。
「ナイトフォレストトレッキング」というプランもあるようですが、始めて参加した私は、ここで星を見上げる「ストリー オブ スターズ」に参加です。
先ほど駐車場で空を見上げ、そして再度ここで夜空を見上げても、さほど星が見えていません。
日が悪かったかなと思っていると、スタッフの誘導で証明の消灯のカウントダウンがスタート。
 ロープウェイが止まって、建物の照明が消えました。

   
照明が消えて、目が慣れてくると、想像以上に星がたくさん見てきます。
でも、プラネタリウムに慣れて光量の強い光を期待してると予想がはずれます。
星空ガイドの男女のスタッフが、ポインターを使いながら、いろんな星の説明が始まりました。
織り姫、彦星の位置から、星のたくさん集まってるスバルの位置など。
「天の川も見えてますね。」と言われ見上げるけど、期待の天の川は自分にとっては空に薄い雲がかかっているようにしかみえなくて、言われてみるとそうなのかなという印象です。
次はWの形のカシオペア座。
これは、唯一自分でも知ってる星座だね。
でもWの形がいびつだね。
プラネタリウムのカシオペア座は、もっと分かりやすい形だったけど。
カシオペア座から北極星の見つけ方の説明。
星の位置は、1時間で15度移動するそうです。
自分は、プラネタリウムのはっきりした星空に毒されていますね。
自分がイメージしてる星空と現実の星空が、頭の中で一致するまで時間がかかるようです。

建物の照明がついて、45分間の星空ウォッチングは終了でした。

屋内に入ってからも、大型スクリーンで星座の位置を説明していただけたのは、親しみを感じ好印象です。
星座のパソコンソフトがあるんですね。
緯度と経度を入れると、その場所で見える星の位置がわかるとは便利です。
早くも下りのロープウェイ乗り場には、たくさんの人の列ができてました。
その流れに従って、ロープウェイに乗り込んで15分で駐車場の有る山麓駅に。

 
おみやげ売り場がまだ開いていたので、のぞいてみると「天空の楽園」にからんだ缶バッジやシールや、クリアーファイルや、お菓子が売っていたよ。

帰ろうと車に乗り込む時、空を見上げたら先程見ていたカシオペア座が見えてました。
車を降りた時は見えなかったのに、位置が分かった途端見つけることができるなんて不思議だね。

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