平清盛29

平清盛のあらすじ報告の感想を求めております。遮那王、元服して義経となる 京常盤御前の居所 遮那王はお久しゅうござります、母上。常盤御前は遮那王、にわかに何事じゃ。そなたが一向に得度をせぬと僧都様から伺うておる。遮那王は母上。私は僧にはなりませぬ。常盤御前は何と。庭に弁慶。弁慶は常盤殿、久方ぶりじゃな。常盤御前は鬼若殿。弁慶はおお、ありがたい、覚えておられたか。常盤御前は何ゆえ、そなたが遮那王と。弁慶は今は弁慶と名乗る。これが、妙な縁でな。遮那王は弁慶より全て聞きました。私の父は源氏の棟梁源義朝。そして、その父の宿敵こそが、私が父と慕うた平清盛。私はいつの日か亡き父に代わって平家を倒す所存。常盤御前は何を世迷言を。いかなる事情であったとしても、そなたの父がわりとなって育てて下さったお方!常盤御前は遮那王の手を取る。常盤御前はそのご恩を忘れて、刃を向けようなどとゆめゆめ思うてはならぬ。

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