平清盛91

平清盛のあらすじ報告の感想を求めております。清盛は仏御前を呼ぶ。清盛はすまぬな。遷都が忙しくて、しばしそなたの相手をしてやれなんだ。仏御前は構いませぬ。大きな務めをなさっておるのですゆえ。清盛は仏よ。今日はそなたの心を慰めてやりとうて座興を準備した。祇王と祇女が家来に連れられてくる。清盛はさあ、祇王と祇女、仏の為に舞うがよい。仏御前は入道様、私はさような事は望んでおりませぬ…。清盛は早う、舞え。仏も昔は凡夫なり、我らも終には仏なり。いずれも仏性見せる身を隔てるのみこそ悲しけれ。清盛は当座の歌にしては歌ったものよ。この後は召さずとも常に参り、歌い、舞って仏を慰めよ。下がらせよ。

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