有松絞り祭り

毎年、6月の第1週の土日には、東海道53次の鳴海の宿の近隣の「有松」で、「有松絞り祭り」が行われてます。

鳴海は、古い町並みがずいぶん失われてしまいましたが、有松は絞りを扱った老舗が街道沿いにあるせいか、古い町並みが保存されていますね。

自分自身は、浴衣や着物の絞り染めを着る機会もないので、ほとんど興味も


ありませんが、久し振りに祭りでにぎわってる旧道を歩いてきました。

人混みが好きな人や、イベント好きな人々が集まっていて、普段人通りの少ない旧道もこの日ばかりは、老若男女で熱気がありました。

最初に目に止まったのは、どっしりと重量感のあるからくりの山車。

有松には、山車が3台保存されてるようですね。

「猩々」(しょうじょう)と呼ばれる赤ら顔の守護神と、天狗が飾ってあります。

この「猩々」は、自分が小中学生の頃、お祭りの時には公園にいて、クラスのいたずら好きのやつは、離れたところから、「猩々のバカやい!」と声をかけ、追いかけられる猩々から逃げるのが、お祭りの恒例の遊びでした。

最近は、そのようなことはしなくなったようですが、名古屋市緑区の有松、大高、鳴海。南区の笠寺地区で、現存されてます。

老舗の竹田嘉兵衛商店さんも、このお祭りの時だけ、屋敷内が解放されていて、蔵の中や、中庭を拝見させていただきました。

建物に歴史を感じますね。

店頭では、初老の婦人が絞りの実演をして、観光客の目をひいてました。

通り沿いにある駐車場にも、この日だけは、いろんな軽食の露店がたくさん出されています。

メインステージがある有松鳴海絞り会館隣の駐車場が、ビアガーデン状態です。

毎年、絞り祭りの土日のどちらかは雨に降られてるのですが、今年はめずらしく両日とも雨の災難から逃れられたようです。

この町にも「しぼりーちゃん」というゆるキャラ発見。

デジカメのシャッターを押す気持ちになるほどのインパクトが残念ながらなかったなぁ。
全国的にゆるキャラ増えて、こちらの目も肥えましたね。
有松は、歩いても来れる地元ですが、駅の反対側のイオンに深夜自動車で買い物に来る程度です。

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