久し振りのフライト

2月17日にフライト予定でしたが、天候が悪かったので、延期になっていたフライトを今日できることになり、名古屋高速をとばし、県営名古屋空港までやってきました。

私は、アメリカのロサンゼルスのロングビーチ空港で、自家用操縦士の免許を取得後、国内では「中日本航空」で、セスナ172の機体を借りて、フライトしています。

しかし、仕事の業績が悪くなったので、ここ2年ほどフライトから遠ざかっていました。

いつかまたフライトできる日が来ることを心に強く思いながら、時々飛んでる飛行機やヘリコプターを見上げたりしてたこともありました。

免許は、一人で操縦できる資格を持ってますが、飛行機の場合、レンタカーのように簡単には借りることはできません。

中日本航空の教官と一緒に飛んで、ある程度の操縦技術の水準が必要で有り、その審査を受けなければいけません。

以前は、その審査をパスしていたのですが、ブランクがあいてしまったので、今日は隣に教官に乗っていただいてのフライトとなりました。

自分も少し忘れている手順や、ルールや、管制塔との無線交信もないわけでもありません。

飛行計画書を提出してから、飛行場の敷地内を徒歩でセスナ172が駐機してある場所までいきます。

離陸する飛行機の機影が目に入ってきたり、その飛行機のエンジン音が聞こえてきます。

私が乗り込もうとするセスナの近くに、サイテーションという名前の小型ジェット機や、ヘリコプターが止めてあったりして、徐々に自分の気持ちも高ぶっていきます。

セスナ172のドアをあけ、コックピットの燃料コックの確認や、フラップが作動するか確認をした後、機体の周りを回って、外部点検を行います。

機内に乗り込んで、チェクリストをみながら手順をふんで、エンジンをかけてます。

管制塔と無線交信をして、滑走路の手前まで進めて、後は管制塔からの離陸許可を待ちます。

「JA4141 ランウエイ34 クリアーフォーテイクオフ」

エンジンを、フルスロットルにして、滑走路のセンターラインの上を真っ直ぐ風上にむかって機体を走らせ、55ノットで徐々に操縦桿を手前に引き、機体を離陸させます。

県営名古屋空港を離陸後、稲沢にあるエレベーター会社の高い塔を経由して、そこから機体を南下させ、名古屋港上空。

前には、伊勢湾の広い風景が広がってます。

そこから操縦桿を左に切って、南区の笠寺上空を旋回して、名古屋駅前のツインタワー上空で、管制塔と無線交信して、「名古屋タワーJA4141 オーバー名古屋ステーション 1500フィート リクエスト ランディング」と、着陸する意思を伝えて、少しずつ高度を下げ、滑走路の周りの飛行経路に載せて、フラップを使い、徐々に着陸できるスピードに落としていきます。

管制塔からの「クリアートゥーランド」と許可の下りるのを確認した後、真っ直ぐ伸びる滑走路のセンターラインに、左右の足でラダーというペダルで、尾翼を動かして、機首の向きを調整して、ゆっくりゆっくり高度を下げ滑走路に着地させます。

45分間のフライトでした。

久し振りのフライトでしたが、自分が思っていたほど乱れることなく、落ち着いて無事に着陸させることができました。

これからは、1ヶ月に1度フライトできたら理想的です。

コメント

名古屋の祐太さんこんはんはお久しぶりですね 日記を読ませていただきました,お仕事大変ですね 頑張ってください,今日もファイトです手(チョキ)

ドラちゃん 2012年02月23日

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