昨年の夏、豊橋市内を車で走っていた時、「ビール電車」の広告を見つけて、豊橋在住の知人に予約していただけるようにお願いしたのですが、すでにもう予約一杯で実現できなかったのです。
今年になって、その知人が覚えていてくれて、たまたま行きつけの飲み屋さんがお客さんと貸し切るとの話を聞いてきて、連絡をくれました。
「運動公園前」で、そのグループと合流です。
まだまだ周りは明るく飲む雰囲気でもないのですが、参加者は浴衣や着物着た年配の方が手にそれぞれウチワを持ったりして待ってました。
参加費の3千円を払って間もなく、電車が入って来ます。
路面電車の側面の青い車体には、「ビール電車」と書かれていて、続いて「20周年」と書かれていました。
灯台もと暗しのごとく、同じ愛知県に住んでいても、すでに20年も続いていることにびっくり。
電車に乗り込むと、長いすの前に細長いテーブルがセットしてあり、上からはカラフルなデコレーションがさがっていて、雰囲気を盛り上げています。
車内には、男性の運転手とTシャツを着た女性スタッフが2人乗り込んでいて、座席にみんなが座ると、その女性スタッフがジョッキに生ビールを注いで、手渡しで配り始めました。
午後5時20分に電車が走り始め、すぐ乾杯をしてグイッ!と飲み、目の前に置かれてある幕の内弁当(?)を、オープン。
枝豆、串カツ等、いろんなおかずが入っていて、満足度90点かな。
残り10点は、車内に高齢化社会の人ばかりで、味が。
隣か、正面に若い女性が座っていれば、120点です。
ガタゴト、ガタゴト。
やはり、まず揺れが気になります。グラスやジョッキが倒れるほどじゃないけど、気になりますね。
しかし、15分ほど乗っていると慣れてきます。
車内の前と後ろには、カラオケの画面が有り、年齢層が高いだけに、ずいぶん古い歌が交代で流れてました。
ビールおかわりして、30分程して路面電車は、豊橋駅前の停車場に到着です。
ドアがあき、乗客は「タバコタイム」と、「トイレタイム」に散っていきました。
タバコ吸わない自分は、電車の窓から駅前の陸橋の階段を登り降りする若い女の子を見て、空間が違うと、こうも違うものかと現実を知って、さらにビールの飲む量が増えたのは言うまでもありません。
午後18時10分、みんなが戻ってきてまた市電は、豊橋駅の停車場をゆっくり離れ、来た道を引き返し始めました。
最初に乗り込んだ「運動公園前」に到着する10分前に、突然じゃんけん大会。
全員が片手を高く上げ、1人の女性スタッフの出したグーチョキパーに勝った人が、最後の1人になるまで行われ、景品がゲットできます。
みんなよい歳なのに、けっこう楽しそう。
単純な遊びに、盛り上がるのがユニークです。
1回目、私が最後の勝者になり、キリン一番搾りのロゴ入りスポーツタオル、ゲットしました。
2回目、3回目は、年配の女性が景品獲得されニコ!ニコ!心から喜びを表現です。
間もなく電車は、終点「運動公園前」に着く前に、今回の主催者の飲み屋のママさんが、マイクを持ってご挨拶。
電車を、ウチワと景品のタオルを持って降りながら、時間を確認すると、午後6時40分。
そういうことは、豊橋駅のトイレタイムも含め全乗車時間は、1時間10分となりました。
少し時間物足りない感じですね。
20分足して、1時間30分が自分としては理想乗車時間だと思います。
この時期、まだ空は明るく、電車に飾っていたイルミナーションが暗い中で輝く様子が見れなかったのは心残りかな。
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