平清盛87

平清盛のあらすじ報告の感想をもとめております。六波羅の平家一門会議 清盛は皆の働きの甲斐があって、不埒者どもを成敗する事ができた。かような事に煩わされぬためにも、速やかに都を移す。貞能は内裏や八省院を作るだけでもあと二年かかるのでは。清盛は町などあとから作ればよい。帝のおわすところがすなわち都じゃ。宗清はされど、内裏さえもできてはおりませぬ。清盛はまずは我らが館にお入りいただく。宗清は公暁方が住むところもござりませぬ。清盛は今の館を移築すればよい。知盛はおそれながら、あまりにもご短慮と存じます。重衛は我らにとっても公暁や民にとっても京は住み慣れた町。都が整うてからならまだしも、今すぐというのは、皆を困惑させるばかりにござりましょう。頼盛は上へ上へではなく、横へ横へと広がってゆく世を作りたい、それが兄上のお志しであったはず。清盛はいかにも。頼盛はかように人々の思いを無視した強引な遷都の末に、そのような世がくるとは到底思えませぬ。清盛はそのような世を見せてやると言うておるのがわからぬのか。帝には10日のうちに福原へお移り頂く。教盛は10日ですと。わずかに。清盛は都に残る者あらば、以仁王の残党もしくは法皇様にお味方する裏切り者として処罰する。

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