平清盛129

平清盛のあらすじ報告の感想を求めております。平忠度はまた万事先例が大事の公暁方が騒ぎますぞ。清盛は構わぬ。これを高倉の上皇様の御名により直ちに詔せよ。平頼盛は申し上げます。上皇様のご容体芳しからず。悪化の一途にござります。御所の高倉上皇の寝所 高倉上皇は徳子。徳子ははい!ここに。高倉上皇は私は…。もう逝かねばならぬようじゃ。徳子はお気弱な事を…。高倉上皇は私が亡くなれば、ますます世は乱れよう。されど、私の気がかりは…。徳子…そなたじゃ。我が后であった事、入道の娘である事。これより先も何かと利用しようとする者がおろう。ならぬ、徳子は王家も平家もござりませぬ。徳子には王家よりも平家よりも上皇様が大事にござります。高倉上皇は笛を、徳子はああなんと、美しい音色にござりましょうな。治承5年1月14日高倉院が御年21のお若さで世を去られた。それはすなわちこのお方が治天の君として政の場に戻ってこられる事を示していた。

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