間もなく家から出てくる友達。
聞けば、出がけ早々奥さんと喧嘩して、泊まりの外出をしっかり釘をさされた様子。
今日のために、お泊まりセット持参で出てきたのに仕方ないね。
今までのおつきあいから想像して、予想の範囲内のことですが。
GWも後半、東名高速道路や名神高速道路の渋滞の様子はテレビのニュースを通じて聞こえてきてたので、避けたいところです。
東海北陸自動車道を走って、目的地を北陸方面方面にハンドルをきりました。
一宮インターから入り、東海北陸自動車道に。
途中、車は列をなして走っているものの動いています。
前日めずらしくフトンに入って、早い段階で眠りにつけたので、睡眠が十分とれたので爽快です。
午前9時、ひるがの高原サービスエリア。
こんな早い時間なのに、駐車場スペースがほぼうまってます。
ここのレストランで朝食。
食後、見渡せる大日岳や、雪のかぶった白山がきれいにみえました。
東海北陸自動車道から、北陸自動車道に乗り、午前10時20分。
小矢部川サービスエリアに入り、車を駐車すると、こんなとこにもゆるキャラ発見。
そして、コーヒーでリラックスタイムです。
金沢東ICから、159号線を経由して、「のと里山海道」に。
「千里浜なぎさドライブウェー」に立ち寄りたいものの、渋滞を心配して先を急ぎました。
七尾市を通過したあたりで、友達が「回転寿司」で昼食を食べようと言い出してきましたが、自分としてはここまできたのなら、海のきれいな風景を見れるレストランで、お刺身定食にこだわりたい気持ちがあります。
結局、12時40分トイレストップに立ち寄ったパーキングで、老人ホーム施設が併設してる海も見えないレストランで、50分待った末、お刺身定食以外の昼食をとるはめになったよ。
男友達のおごりだったので、強く言えない自分でした。
「何でも食べれればお腹ふくれる。」のような友達の感性に、自分のこだわりはもろくくずされてしまったのです。
能登に来た楽しみの一つを友達に奪われたのでした。
午後2時24分、やっと今回のメインの目的地「見附島」に到着になりました。
北陸自動車道から、けっこう遠いね。
別名「軍艦島」と呼ばれているようで、この岩場というか島と呼んでいいのか、ここだけが海岸から突き出しているからとてもインパクトがあります。
人工物の好きな友達でも、この場所の魅力に感銘を受けたようです。
この島まで細長い岩場の道が続いていて、自分よりずいぶん早く渡っていました。
海の浸食というものは、時々興味深い造形物を作りだしますね。
デジカメのシャッター押すモチベーションもあがり、たくさん残せました。
見附島近くのお土産売り場のレストランの「さざえご飯定食」が食べたかったよ。
次の目的地は、ランプの宿です。
午後3時40分到着。
ここは、昔から耳に届いていて、能登半島の端と言えば「ランプの宿」のイメージでした。
本や、テレビの旅番組で聞いていたので、ずいぶん以前から来たいと思っていた場所です。
ランプの宿の前に広がる岩場は、期待通りの風景ですが、ランプの宿まで下り坂を降りて歩いて行こうとしたら、空中展望台スカイバードという人口建造物ができていて、「宿の予約客だけ通行可。」と、スタッフに止められました。
この旅館、自宅に帰ってから、日帰り入浴が出来るのを知りました。
スカイバードという空中展望台は、500円の入場券を購入して入場できるのですが、この建築物があるために、自然の多い陸の孤島のイメージをすっかり観光地化させしらけました。
高台から突き出した通路があって、観光客が記念写真撮ってますが、自分には不釣り合いでした。
珠洲(すず)岬も、500円払って展望台の入場口を通らないと行けないようになってます。
今回の最後の立ち寄り場所になったのが、「禄剛埼灯台」(ろっこうぎとうだい)です。
午後4時20分到着。
駐車場に車を止めて、急な斜面を息切れしながら歩いて登った高台に灯台があります。
灯台のフェンスに立って海を眺めると、180度以上視界が広がっていて、地球がまるいことを意識できます。
ここは帰宅してから、すぐテレビ愛知の「ローカル路線の旅」で訪ねてきてました。
時間をみると、このあたりで引き返さないと、名古屋着が夜中過ぎになりそうです。
金沢市内の近江市場か、富山の氷見の魚市場に寄って来れなかったのが心残りでしたが、名古屋を目指して、またまた大移動です。
名古屋の友達の家に到着したのが、午後11時半。
全走行距離787.1キロメートル。
高知県までの片道500キロを越えた日帰り走行距離更新しました。
やっぱりお泊まりで、能登半島行きたかったよ。
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