本で泳ぎきる1128

今朝、いつものようにおかんの声がする。 「おきいぃよぉ~」 「はーい。」 と、返事はするものの布団と別れるのがつらくて、枕をぎゅっと抱きしめる。 しばらくして、自分に喝を入れて、起き上がる。 いつもと変わらぬ日常的な風景。 そして、出勤。 ロッカーにしまってある時計を見て驚く。 「9:00?」 この時計、7分ほど進んでいるのであるが、俺の出勤時間は「10:00」あぁ、時計の電池切れかぁ。と、思いながら、念のために、ジーンズのポケットに入れてある懐中時計を見て驚愕。 「9時…5分前」 まじか…。 1時間早く出勤したようだ。 このまま現場に入るのも手だけど、前例を作ってしまうと、今日の社員は仕事をしない奴らだから、このまま、ずるずると時間外出勤の外壁を壊してしまうことになりかねない。どうやら、そんなに忙しくなさそうだし。ここは心を鬼にして、10時前までロッカー室で横になることにした。 ちょうど、読みかけの本もあったので、この時間で読了した。 『天使のどーなつ/峰月皓』(メディアワークス文庫) 先月の新刊。メディアワークス文庫は俺自身、力を入れている文庫。最近はぼちぼち売れているのがうれしい限り。 知る人ぞ知るドーナツチェーン店「羽のドーナツ」そこの開発部にドーナツのことにしか頭にない女の子が居る。名まえは留衣。ある日、10周年の記念イベントを部署は違う同期の3人が担当することとなる。そこに吸収合併の話が舞い込んでくる。それを阻止するには、新しい定番メニューを登場させて10周年記念のイベントを成功させるしかない。最初は敬遠しあった同期の3人たちが、ドーナツを通して友情を深めていく。しかし、そうは甘くは無い。新定番作り。3人は新定番メニューを作ることができるのでしょうか? ほのぼのと読めるのがいいですね。帰りにコンビニで思わず、ドーナツを買いそうになりました。やばいやばい。(苦笑)

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