音楽が流れる庭で太陽の日差しが当たらない場所で恥ずかしげにダンス

寝たような…。寝てないような…。




仕事を辞めるにしても、残るにしても、


「不安」というキーワードが脳裏にこびりついて、


大好きなポッドキャスティングの番組


「髭男爵のルネッサンスラジオ」や「菊池亜美の1ami9」


を聴くけど、気が付いたら終わってる。


浅い眠りが地平線のように続く。




ふと、時計を見たら午前6時前。


カーテンの外はまだ夜明け前。


闇は永遠に続くのかな。


なんて考えてたら、また地平線を漂い、


意識が戻った時には、いつものように朝がやって来ていた。




いつもCDを聴いている時は「ツイッター」に聴いているCDを打ち込んでいた。


記録である。


『スモーク』という映画で喫茶店の店主が毎朝同じ時間の景色をカメラに収めるように、


ぼくは聴いている音楽を記録させる。


僕と云う人生の中の1時間前後。この音楽に身をゆだねていた。


なんてことないことだけど、でも重要なこと。


確かに僕は生きていて音楽を聴いている証がそこにある。




と、いいつつ、最近は心が病んでたのでさぼっていた。


フォロー的にここ数日聴いたCDを記載したい。


カーテンを開いて窓を開けたら、


イーモバイルは機嫌が良いようで珍しくアンテナが3本立っている。


今晩もその調子だといいけど、さすがに晩は窓全開は寒すぎる。(笑)




今、聴いているCDは


『WHATEVER AND EVER AMEN/BEN FOLDS FIVE』(1997年リリース)


1997年、ぼくはYahooの最終面接を迎え、姫路の広告代理店を辞めて見切り発車で上京した。


結局、落ちちゃうんですけど、その頃に今は無きルミネのタワレコで買ったCD。


上京の際に、夜行バスの中で聴いた赤坂康彦さんのラジオから流れたのが「KATE」って曲。


そのかっこよさに慌てて、鞄の中からポケットティッシュを取り出して、中に入ってたチラシの裏に、


「べん・ふぉーるず」って書いた。




『WELCOME TO FLOWER FIELDS LIVE SHOW 1986/The Collectors』(2008年リリース)


先日、タワレコで買ったCD。コレクターズ自体好きなバンドですが、


このライブ会場が僕が通い詰めた「新宿JAM」ということで、懐かしくなって購入。


この時代には僕は東京にはいませんでしたけどね。


ライブハウスならではの躍動感。MCの密着感は聴いててウズウズしてくる。


ライブハウスはきっと悪魔が作り出した天国なんだと思う。




『A Love Supreme(至上の愛)/John Coltrane』(1964年リリース)


コルトレーンさんの最高傑作でもあり、ジャズの中でも最高傑作だと思う一枚。


先日、整理してたらひょっこりと出てきた。


「あっ、俺もってたんだ。」(笑)


混沌としていく60年代の時代を先読みしたようなフリーながら4人のプレーヤーが纏まっていく姿は、耳を通して心の中で結合される。


この音楽が学生運動の中で愛聴された理由がそこにあるのかもしれないと思う。




『卒業制作/SHISHAMO』


『SHISHAMO』


先月デビューアルバムを発売した3ピースバンド。


タワレコでも大々的に宣伝してあって、鴨りました。(笑)


等身大の歌詞とキュートな歌声。でも只者ではない曲の構成の完成度の高さ。


しばらくは聴きそうな感じだな。




『OHH WEE BABY/THE BUNNIES』(2002年リリース)


『What's So Sweet About Sweet 17/THE BUNNIES』


姫路出身のバンド「ザ・バニーズ」11年ぶりにアルバムをリリース。


メンバーも入れ替わり、「ザ・ミルキィズ」のASUKAちゃんが加入ということで、


これからの活動が楽しみなんだけど、何故か今アルバムには大阪のバンドになってるぅ。


大阪のレーベルだからかな。


60年代のガールズポップスのキャッチな良さを残しつつ、ノリのいいビートで攻めてくる感じが素晴らしい。


ASUKAちゃんが書いた曲は「ミルキィズ」の時のキュートな感じを残しつつも、モッズの疾走感もプラスさえて久しぶりにライブ会場で逢いたい気分になりました。(体調が良ければですけど。泣)


そして、懐かしいカバー曲が!




『SAD REFRAIN/THE PLAYMATES』(1997年リリース)


「ザ・バニーズ」の新作にはこのアルバムに入ってる「DARKNESS」がカバーされている。


姫路出身の「ザ・プレイメイツ」


皮肉なことに地元よりも首都圏の方で評価されていた。


現在は活動してないけど、当時解散直前のライブを観ている。


明らかにメンバーの疎通が感じなかった残念な演奏だったと記憶している。


このアルバムは「ザ・プレイメイツ」の集大成と云える作品。


彼らが愛した音楽の要素を的確に自分たちの音楽性に盛り込んできらびやかな音楽の玉手箱が完成している。


他のバンドがそうなように最高傑作を残して去っていくバンドが多いが、


このバンドもそうだったようだ。




ひとつひとつが思い入れあるだけに、「ツイッター」だと字数オーバーになっちゃうね。(笑)

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