海外というと、
一時期はあこがれの的であったような気がするけど、
ゆとり教育の弊害なのか、
よくわかんないけど、
海外小説がベストセラーになることが無くなったような気がする。
同時期に洋楽や洋画もそうだ。
母国を愛する気持ちよりも、
なんとなく、敷居が高いという感覚なんだろうか。
海外小説に関しては、そんな気がしなくもない。
昨日の夜読み終えた本。
『聞いてないとは言わせない/ジェイムズ・リーズナー』(ハヤカワ文庫)
帯にも書いてあるけど、ノンストップのジェットコースターノベル。
テキサスの田舎町の外れにぽつんと建ってる農家にヒッチハイクで青年がやってくる。農家に住んでいるのは40過ぎの女性ひとり。
青年はとある店でこの農家のお手伝いを求めていることを知ってやってきた。真面目に働く青年に初めは胡散臭さを感じてた農家の女性もいつのまにか、青年に惹かれていき…。
と、ここから、怒涛の展開が待っている。
とにかく、アメリカって広いなぁ。って実感できる本です。
(どういう感想やねん。笑)
驚愕のラストは気分によっては切なすぎるかも。
でも、心病んでる僕には「しゃーないかな。」
なんて感じました。
300ページ弱の一気読み作品でした。
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