恋路ヶ浜(伊良湖岬)までのフライト


今日は、初夏を思わせる暑さを感じさせるほどの快晴の一日でした。

前回のフライトから1ヶ月が過ぎて、天候不順などで、今日に伸びてしまいました。

ドアを閉めるとやはり狭い「セスナ172P」のコックピットです。

チェックリストを片手に、手順を踏んで、エンジンスタート。

121,70MHzの周波数で、グランドと無線でコンタクトをとり、滑走路の手前までTAXIする許可をとります。

「なごやグランド、JA4141。タクシーW4 ランウエイ34。」

そして、滑走路に入る手前「W4」で、エンジンランアップを済ませ、タワーに「Ready for depareture」と連絡すると、「Run

up and wait」と言われ、飛行機を滑走路の白いセンターラインの上に載せます。

「Crear for take off」と管制塔から許可がおりると、その言葉を復唱して、フルスロットルで、機体は走り始め、だんだん加速し、55ノットで機首を起こし60ノツトで、機体が浮き始めます。

75ノットで、上昇。

滑走路正面右には、小牧山が有り、山頂の小牧城が目に入ります。

400フィート上昇したところで、15度内の旋回で機首を西に向けていきます。

機体は、さらに上昇し、千フィートを越え、さらに上昇を続け、稲沢のエレベーター会社の鉄塔のあたりを越える頃には2千フィートに達し、スロットルをゆるめ、機体を水平飛行にもっていきました。

その後、機首を旋回させタコメータを2300回転にし、巡航速度を95ノットに安定させます。

天気は快晴なんですが、春のせいで、空にはかすみっぽい雲があり、名古屋駅前の高層ビルは見えてますが、遠くの三重県の養老山脈や、岐阜の恵那山が見えず残念です。

機首を南下させると、名古屋港が広がり、伊勢湾岸自動車道の大きな名港中央大橋のアーチが左右につながってます。

真っ直ぐ進むと、セントレアの進入路に重なるので、知多半島の東側に流れる川にそって飛ぶと、半田に導かれていきます。

その先、衣浦湾の上空まで来ると、目の前に3つの島が見えてきます。

左に佐久島。正面に、日間賀島。その島の向こうに篠島です。

いつもなら、このあたりで伊良湖半島の火力発電所の二本の煙突が見えるはずですが、今日はぼやっとしかみえません。

ようやく見えてきました。

伊良子岬の北側の海岸線に沿って、機体を進め、岬の先端の形に沿って機体を旋回させると、眼下に恋路ヶ浜の白い砂浜がきれいです。伊良湖岬の中央の部分には、きれいに整地された長方形の畑がならんでいます。

ここからは、来たルートを、同じように折り返して、県営名古屋空港まで帰ります。

コメント

はじめまして。フライトのリアルな実況ですね。何か乗ったような気分です。

カカオネコ 2012年04月19日

不適切なコメントを通報する

最新ブログ

星空を見上げたくなったら。
一期一会の富士登山
野生のイルカに遭遇、串本ダイビング。
早く着きすぎた熊野花火大会バスツアー