私の好きな日本のスポットの一つです。
もう、10回以上は、この場所を訪ねたでしょうか。
このロープウェイは、1年中運航されており、毎回足を運ぶ度に、その季節の魅力を見せてくれます。
5月下旬までは残雪があって、まだまだ一面銀世界で、自分が普段暮らす環境との違いに驚かされること、間違いないです。
自然に富んだ場所だけに、霧や雨の日もあり、必ずしもロープウェイを降りて、建物から外に出たからといって、雄大な千畳敷カールのパノラマの風景が広がるとは限りません。
でも今回は、何度も足を運んでる私でさえ、「ラッキー!」と思えるほど、青い空と、遠くまで見渡せる視程に恵まれました。
ロープウェイ千畳駅乗り場の建物から、目の前の山々の岩肌から、八丁坂を登るたくさんの観光客の人々、一人一人確認できるくらいです。
散歩道の左右には、この季節高山植物の花の最盛期です。
ただ、平地に咲く花にくらべ、1つがとても小さいし、ところ狭しと花と花が寄り添うほどの咲き方とは違い、
高山の強い風や、短い夏だけを過ごすためか、興味を持って目を凝らさないと、男性なら見落としてしまうほどの存在です。
さすがに女性は、そのけなげな姿でも、足を止め、話題にしたりして、連れの人と盛り上がってます。
自分も、植物の花にはうといのですが、今回ばかりはデジカメで撮影してみました。
想像以上に、種類があって、おみやげ売り場で、「駒ヶ岳の高山植物」という本を買ってきました。
今回は、最初から足を伸ばして、千畳敷カールの八丁坂を登って、中岳(2925メートル)そしてその先にある木曽駒岳(2956メートル)まで、行こうと決めてました。
八丁坂の斜面は、少し歩いては、息を整え、汗をふきながら、ゆっくり上を目指して、登ってきます。
夏休みなので、たくさんの観光客の人が来ていて、何人もの人とすれ違います。
先ほど買ったペットボトルの水を、何度も飲んで、気持ちをリセットして、重い足を前に運びます。
時々、出発してきた千畳敷駅の建物を振り返り、徐々に距離が広がっていく過程に、自己満足しながら、デジカメのシャッターを押します。
たまに、すれ違う小さな子供連れの家族を見ると、いかにも大変な山に登ってるような大げさな自分に、てれ笑いする始末です。
木曽駒岳の山頂(2956メートル)には、「ほこら」があり、その横に座って風を体に受け、心地良さを楽しみます。
水を飲んで、チョコを食べて、自然に囲まれたこの風景に、心が癒やされる感じだね。
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