川根温泉と、蒸気機関車の走る大井川鐵道

せっかくの土曜日なのに、天気は雨となると、インドアで過ごすことになってしまいます。

でも、それでは味気ない土曜日になってしまうので、車で大井川鉄道沿線の「川根温泉」をめ
ざすことにしました。

名古屋を、午前8時に出発して、上郷SAで朝食タイムです。

レストランで朝食を注文したら、これがまた期待以上に、焼き魚、目玉焼き、味付けのり、に加え、どて煮や、納豆と、おかずが豊富で充実した朝食を取ることができました。

これで、750円とはお安いのかも。

そして、隣のコーヒーショップで、カふぇラテでモーニングコーヒー。

お腹もふくれたので、東名高速を走りぬけ、三ヶ日から新東名に。

天気が悪く、霧だらけの視界の中、アクセル全開で、島田金谷ICを目指します。

朝食タイムと、コーヒータイムも含め、「川根温泉 ふれあいの泉」に到着したのは、午前11時半前後でした。

入浴料金500円を払って、男湯に。

土曜日のせいか、脱衣所のあたりは人でいっぱいで、周りの人を気遣って、洋服を脱ぐのも一苦労です。

かけ湯をして、浴槽に入ろうとしても、スペースが無いくらいの人混みです。

屋内の浴槽から、屋外の露天風呂に移動すると、まだ雨が降ってるので、肩まで湯船に使ってないと寒いですね。

露天風呂から見ると、大きな川が流れていて、その先には大井川鉄道の線路が見えてます。

壁面には、SLの通過時間の告知があり、12時27分となってます。

待ち遠しい気持ちを抑えながら、湯船に入りながら待つこと20分あまり、遠くからSLの汽笛の音が聞こえ始めました。

そして、目の前を、たくさんの灰色の煙を出しながら、蒸気機関車が力強く走っていきます。

迫力あるね。生でみると。

入浴客も、すっ裸で、列車にむかって、大きく手を振ってます。

それに応えて、列車の乗客の人も、手を振り返してくれたりしてます。

列車からは、こちらがどんな風に見えてるだろうね。

デジカメで、写真撮りたかったな。

でも、デジカメを、お風呂に持ち込むわけにもいかないので残念です。

お風呂から出てから、SLの写真を撮ることできなかったことが、心残りだったので、車に乗って、SL列車の終点の駅の「千頭」駅をめざすことにしました。

千頭駅に着いたら、すでにSL列車はプラットフォームに到着していて、煙をはきながら蒸気の独特の音を出して周りに響いた音が聞こえてます。

最初、改札口の外から、カメラを向けて撮影していたのですが、もっとたくさん写真が撮影したかったので、150円の入場券を購入し、改札の中に入って、さらに近づいて写真を撮影するために、いろんな角度から、シャッターきりました。

外から、運転席の計器を撮影する許可を取ろうと許可を請うと、鉄道会社の人が、運転席に座って、記念写真をとるようにすすめてくれました。

予想外の大ラッキー。

運転席に座って、ハイ!ポーズ。パシャリとなりました。

さらに、古い客車内に足を踏み入れて、1枚車内を撮影。

150円の入場券が、有効に、また思い出深いきっかけを与えてくれました。

満足した時間を過ごしたのちは、千頭駅の踏切近くのレストラン「あしざわ」で、遅めの昼食をとることになりました。

このお店の売りの「しか刺し定食」1900円を、いただくことにしました。

少しお高いようにも感じますが、しか刺しを食べれる機会も少ないですし、小鉢で、煮物や、きりぼし大根が付いていてうれしいかぎりです。

しか刺しも、癖ももなく、しょうがとネギを添えてお醤油で食べさせていただきました。

店内も落ち着いていて、また足を運びたものですね。

車に再び乗り込んで、心残りは千頭駅に向かう途中場所を確認しておいた「塩郷の吊り橋」の写真を撮ることです。

駐車場の場所がわかりずらいですが、車のスピードを落として探してみたら、吊り橋の標識の横に狭い駐車場が見つかりました。

車を駐車させて、なだらかな斜面の登り坂を上ると、全長220メートルの吊り橋が、鉄道の線路と、川幅の広い大井川の真上を、向こう岸までまっすぐ伸びています。

寸又峡にも、吊り橋がありますが、ここまでながくないです。

以前、テレビのサスペンスドラマのロケが行われ、テレビで見た記憶も残ってます。

この橋は、人が歩く道幅しか板が渡してないので、左右の眼下の風景が見え少し不安気になります。

先程の雨もあがったので、橋の上から見える風景は、どこまでもさえぎるものがない開放感があり、もとてもきれいですね。

吊り橋の写真を撮影すると、ちょうど遠近法の構図があてはまり、インパクトのある写真が撮影できます。

私が渡った時間には、他の観光客の人がいなかったので、気兼ねなく撮影できました。

人が歩く板の幅が狭いので、もし反対側から人が来て、すれ違うとなると、吊り橋も揺れて、ドキドキですね。

タイミングが良ければ、大井川鉄道を走る蒸気機関車を吊り橋の真上から見下ろすことができます。

とても良い撮影スポットで、おのずとシャッターを押す回数も増えてしまいました。

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