ダイビングシーズンのスタートです。

毎年、自分にとってのダイビングのシーズン始めは、3月下旬の和歌山県の串本ツアーからスタートになってます。

このツアーはこの時期マグロの仕入れ価格が安いということで、いつものツアー費だけで、普段の夕食に加えて、「マグロの解体ショー」を兼ねた「マグロ食べ放題」が楽しめるからです。

昨年はスポーツクラブの水泳大会と日程が重なって、やもうえず水泳大会の参加を優先して、マグロ食べ放題付き串本ツアーは不参加でした。

いつも年が明け1月になると、スポーツクラブの水泳大会と、マグロ食べ放題串本ダイビングツアーの日程が、重なるか、重ならないかが、自分にとって大きな関心事なります。

4,5年まえまでは、私と同じようなダイバーもいたせいか、参加者は少なくても、15人とか20人とか集まってました。

出発の数日前に、ダイビングショップから、「参加者が集まらないため、マグロ食べ放題の企画は中止になり、普通のファンダイブになります。」との、メールです。

すごーく残念な気持ち。

当日、集合場所の名鉄神宮駅前に午前7時。

参加者は、ファンダイブ3名。

アドバンスダイバーの講習生1名の計4名です。

不景気の影響か、ダイビングブームが去ったのか寂しい限りですね。

ファンダイブの参加者も、最近の傾向で婚期を逃した30代後半以上の高齢化があり、20代のオープンウォターダイバーが本当に少なくなりました。

インストラクター運転のワゴン車に機材を積み込んで、神宮駅前を出発。

今回妃勢自動車道が、大内山インターから紀伊長島インターまで先日の3月24日に開通したので、どれくらい時間が短縮されるか、インターの出口がどのあたりか、現地を通るのが楽しみです。

名古屋から、東名阪自動車道に乗ったまでは順調でしたが、早くも四日市から亀山間で大渋滞。

第二名神高速道路の亀山、四日市間の開通が待ち遠しいですね。

東名阪自動車道の渋滞をなんとか抜け、勢和多気から妃勢自動車道に入り、車は大内山インターから待ち望んだ紀伊長島インターへの新しい道にのりました。

今まで大内山インターで降りるたびに、早くこの先の道路が開通しないか、待ち遠し眺めて何度も眺めていた経験を何度したかわかりません。

車の台数は多いものの、スムーズに流れてました。

インター出口は、JR紀伊長島駅に真っ直ぐ伸びる延長線上にあり、そこから国道42号線に合流して、尾鷲方面に右折する形です。

ここから国道で郊外の道を走り、海山町から尾鷲市までは、また新しい妃勢自動車道がすでに開通してます。

たしか2年後には、勢和多気から尾鷲まで開通予定だと認識してます。

尾鷲から、熊野を経由して、南紀勝浦を通過して、ようやく串本町に到着したのが午後0時半です。

高速が延びたと言うものの、5時間半。

陸の孤島といわれても仕方ないくらい遠い場所です。

それだけ時間かかっても、私のダイビングポイントは、伊豆や北陸を選ばずに、ほとんど和歌山県串本を選んでます。

それは、水温が高いのと、透明度。

そして、宿泊設備から、海が一望できる景色。

黒潮に運ばれてくるカラフルな魚と、魚影の濃さですね。

コンビニの弁当で昼食を済ませ、ドライスーツのための着替えと準備をして、機材のセットです。

体重が増加傾向にあるので、ドライスーツのファスナーが閉まるかどうか、気がかりだったけど、なんとか収まりました。

ダイビングボートで、1本目は「備前」。

ダイビングボートは、私達ダイバー3名、インストラクター1名、計4名だけの貸し切り状態です。

天気は快晴で、海洋状況も穏やかで、ベストコンデションですね。

ドライスーツだと、10キロのウエイト(おもり)を腰にに巻き、タンクの付いたBCを背負って、船から背中から落ちていくバックエントリーで、ダイブ。

この日は、水温22度。最大水深19.8メートル。潜水時間40分。

この温度だと晴天なら、海の中でも寒さを感じない水温です。

海底の根の周りには、「くまのみ」「たかのはだい」「ほうらいひめじ」「三つ星くろすずめだい」

岩の隙間には、大きな「くえ」「てんぐだい」が見る事ができました。



久し振りにダイビングする時は、もう10年以上ダイビングしてるにもかかわらず、エアーの消費が早いのが克服できません。

それが、意思に反して早く上がる事になって、不完全燃焼状態です。



2本目は、ビーチエントリーでポイントは「串本ダイビングパーク前」。

腰に巻いたウエイトベルトが、波打ち際まで行く間に、下がって困ったよ。

エアーの消費が早い自分は、タンクの中のエアの減りをきにしなくて良いビーチは気が楽ですね。

太陽の光もたくさん届くので、水中も明るくて、リラックスしながらダイブできます。

「かごかきだい」「くろほしいしもち」が、たくさんの珊瑚礁の上でただよいながら泳いでます。

水面には、無数の「いわし」が太陽の光をあびてきれいだよ。

水温22度。最大水深2.8メートル。潜水時間31分。



ダイビングから上がってからは、「サンゴの湯」で入浴して、帰りにスーパーでビールと、マグロ食べ放題がなくなったために、個人的にマグロとたいのお刺身を買って帰って、夕食に海鮮鍋とそのお刺身をつまみにビールを楽しみました。

翌日は、曇りから雨の中、「住崎」でダイブ1本して、昼食後名古屋に戻りました。

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