じぇ!じぇ!じぇ! 8千万円の高級クルザーの試乗会

私の元には、飛行機の試乗会の案内は届かないものの、高級車や、モーターボートの試乗会の案内が届くことが多いです。年1回の日本で1番大きな横浜でのモーターボートショーは、1億円前後のクルーザーがズラズラと展示されますが、名古屋周辺で行われるボートの試乗会というと、せいぜい28フィートで2千万円くらいのボートが展示されたり、試乗させていただけるのが一般的です。 しかし今回は、36フィートの「YAMAHA EXULT36SSX」 (小売り価格8千万円)の大型クルザーの試乗会が行われるのは、愛知県では初の試みのようです。これから先も、このような恵まれた機会は2度とないかもしれません。もちろん私が買える金額でもありません。 ボートの試乗会は、自動車の試乗会にくらべれば知名度はありませんが、マリーナでは定期的に開催されてます。自動車にくらべボートの場合、マリーナでの保管料、保険料、降下料は、年間80万円以上の高額になるため、購入し維持することができるひとは、所得の多い恵まれた人と予想できます。ボートメーカーの人に聞くと、お医者さんとか、弁護士さんとかは、購入される人が多いようです。試乗会に来ても、買う予定のない人の決まり文句は、「宝くじが当たったら、また買いに来るね。」が決まり文句のようです。もし、船をタダでプレゼントされても、年間の維持費がかかってしまうので、心から喜んでいるわけにいきません。操船も相当時間を費やさないと、桟橋の接岸、離岸で船体をぶつけて、船を十分利用してないのに何百万円もの修繕費が出ていってしまったというのが現実的な話かもしれません。普通の人は、きっと船を持つことによって、悩みができたりストレスがたまるかもしれませんね。 今回の試乗会は午後3時に予約を入れてありました。ラグナマリーナに午後2時半に到着です。ヤマハの販売店に顔を出すと、朝には到着していなければ行けないクルーザーが、コンピュターの故障で、まだ到着していないとか。予想外の展開ですね。コーヒーを出していただいて、世間話をしていたら、午後4時前後にクルザーがようやく到着したとの話で桟橋に行ったところ、大きな船体を桟橋に接岸するところでした。全長が12.48メートルの船体は、さすがに大きいですね。他の人の邪魔にならないように乗り込んだら、船室にはキズつけないようにカバーがかけてあります。すでに、何百時間も航行している船と想像していたのですが、新品のようです。船室は、どこかの高級マンションの豪華な応接間となんらかわりません。たくさんのメーターのある操舵席。右舷側中央には、シンクがあり、居住性にも優れてます。ワインボトルをいれることのできる棚まであるね。船首にの右側は、ゲストルームになっていて、横になって眠れるようになってます。左舷側の扉をあけると、様式トイレに透明ガラスに囲まれ独立したシャワールーム。そして、船首の扉をあけると、オーナーズルームになっていて、眠れるようにクッションが部屋いっぱいに敷き詰めてあります。さすがにすごいね。船内を歩いても、水面に浮いてるのを感じさせない安定性も感じます。白い階段を上がるとフライブリッジにあがれるよ。高いところから、船体の周りが見下ろせたりできます。自分の乗っていた船とは、3メートルほど大きいから、この船を操船できたとしても、自信ないなぁ。8千万円だからね。先ほで書いたように、この8千万円の船をタダでいただいても、悩みが増えストレスたまるだろうね。本当に。自分は、30フィートまでだね。一人で操船、対応できるのは。こういう船は、常にサポートしてくれる乗組員があと3人は欲しいからね。結局、コンピューターの故障で、出港は無理ということで、乗り心地を楽しむことはできませんでした。 帰りには、アウトレットで、いつもの青のりと、アジの開きを買って、帰宅することになったよ。

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