三重県大王崎クルージングとカツオ茶漬け

今回は、マリーナ企画のクルージングに参加しました。


朝9時出港というので、前日は豊橋駅前のビジネスホテルに宿泊し、ホテル内で朝食を食べてから、JR三河大塚駅に移動です。


マリーナのロビーで参加者は集合し、各自の船に乗り込んで出港。


今回は4艇が参加で、1艇は現地で合流との話。












3艇は、大王崎まで、前後に並行してのクルージングです。


マリーナでの合同クルージングが、他の船のオーナーさんとお知り合いになる良い機会です。


今日は、天候に恵まれました。


風もなく、波もほとんどない海洋状況です。


空を見上げてみても、ほとんど雲がない快晴だね。


船のスクリューが巻き上げる白い波に、寒さを感じない季節になってきたよ。







三河湾を船で移動する時に、時々顔を出す「スナメリ」を見かけます。


「ほら、あそこ。」と言われ、その方向に目を向けたりしながら、船は中電渥美火力発電所の煙突が間近に見える場所までやってきました。


船の右前方に海鳥が水面にたくさん集まって来ていて、目をこらすとそのあたり一面にたくさんの「スナメリ」の背中が浮いたり、沈んだりしてます。


その数、3,40頭あまり。


こんなにたくさんの「」スナメリ」を一度にみたことがありません。


海鳥も、「スナメリ」も水中の小魚の群れに群がっているようです。


自然に触れることは、毎回私達にうれしいハプニングに会わせてくれます。




船は伊良湖水道にさしかかると沖から帰ってくるたくさんの漁船に遭遇。


その隙間を横断するタイミングが、すごく難しい状況です。


通り過ぎる漁船の船尾に向けて、船を加速させほんのわずかのタイミングを利用しての横断ですが、通過した漁船の引き波を乗り越える度に、こちらの船は大きく揺れます。








 




 


ようやく伊良湖水道を横断すると、目の前の神島周辺には無数の釣り船が漂っていて、舵を大きく左に切り、リスクを回避します。


日曜日で天気が良いせいもあって、釣りの乗合船がいつも以上に出ているようですね。


 



















神島周辺の釣り船を避けた以後は、進行方向にさえぎる船もなく順調に進み、大王崎の波切港に無事に入港。


蒲郡・大王崎間航行所要時間1時間45分。






慣れない岸壁に接岸する心境は、ドキドキ。


一緒に乗っている人の視線がプレッシャーになります。


でも、係船ロープ持って協力してくれるので、一人よりは誰か乗っていた方が心強いです。


岸壁に係船ロープを結ぶロープワークも、今だかって不安だらけ。


何も考えずに、無意識に結べないとね。





 


陸に上陸した途端、みんな思う気持ちは一つ。


岸壁横に並んだコンクリートブロックの陰で、全員オシッコ。


男の特権だね。


でも、後から気がついたら隣に立ってる建物がトイレでした。


地元の方にご迷惑かけました。









岸壁に3隻ならべ係留し、みんな徒歩で港近くの日本食レストランに。


周りは静かで、車も走ってなくのどかだね。


まるで、どこかの島にきたような錯覚するほどです。




大王崎の波切り港は、数年前に那智勝浦港までのクルージングの帰りに昼食を取るために立ち寄った以来です。






 





 










歩いていると、所々の風景が記憶として蘇ってきますね。




日本食レストランも、その時に利用した「田中料理店」でした。


船ごとにテーブルが分かれていて、すでに料理がいっぱい並んでいます。


私達のテーブルはみなさん飲める人で生ビールを注文で全員挙手。


やっぱり、海に来たならおいしいお刺身がないとね。


所狭しと料理並んでいるのに、まだ天ぷらが運ばれてきたよ。


御一緒している年配の男性は、「残り少ない人生楽しまないと。」と言いながら、幸せを感じてるようです。


やはり、おいしいもの食べるのが、1番幸せ感じることができますね。


「生ビールお変わり。」


















最後には、「カツオ茶漬け」で締めです。


新鮮さが売りの料理だからね。




後からテレビ番組で、今年はカツオが取れないようです。それだけに、貴重なものをいただきましたね。


お会計は、ビール代込みで一人4800円です。



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